台湾旅行でeSIMを使うときは、出発前に対応端末や利用開始条件を確認し、購入やアプリの準備を済ませておくとスムーズです。
ただし、全サービスを一括りにはできません。
SailyやUbigi、World eSIMのように出発前のインストールがしやすいサービスがある一方、地球の歩き方eSIMでは、有効期間が端末へのダウンロード・アクティベート日からカウントされると案内されています。
台湾到着後は、旅行用eSIMを有効にし、モバイルデータ通信に使う回線を台湾eSIMへ切り替えます。サービスから指定されている場合は、台湾eSIM側のデータローミングもオンにします。
この記事では、台湾eSIMを初めて使う人に向けて、購入前の確認からiPhone・Androidへの設定、台湾到着後の切り替え、つながらないときの対処、帰国後の戻し方まで順番に解説します。
台湾eSIMおすすめを比較|日数別・無制限・回線・実名認証まで解説!
台湾eSIMの使い方は5ステップ

台湾eSIMを使う流れは、大きく5つに分けられます。
| タイミング | やること |
|---|---|
| 購入前 | スマホがeSIM対応か、SIMロックに問題がないか確認する |
| 日本 | 台湾向けeSIMを購入し、利用開始条件を確認する |
| 日本または渡航直前 | サービスの案内に従ってeSIMをインストールする |
| 台湾到着後 | 旅行用eSIMを有効にし、データ通信を切り替える |
| 帰国後 | 日本のSIMへデータ通信を戻す |
特に間違えやすいのが、「購入」「インストール」「利用開始」の違いです。
eSIMを購入しただけで利用日数が始まるサービスもあれば、旅行先のネットワークへ接続してから始まるものもあります。また、インストールやアクティベートをした日から有効期間が始まる商品もあります。
台湾eSIMを使う前に確認すること

eSIMを購入してから「自分のスマホでは使えなかった」とならないように、事前確認をしておきましょう。
最低限確認しておきたいのは、次の3点です。
- スマホがeSIMに対応しているか
- SIMロックがかかっていないか
- 利用期間がいつ始まる商品なのか
スマホがeSIM対応か確認する
まず、自分のスマホがeSIMに対応しているか確認します。
iPhoneやGoogle PixelなどにはeSIM対応機種がありますが、シリーズ名だけを見て判断するのは避けた方がよいでしょう。同じシリーズでもモデルや販売地域などによって仕様が異なる場合があるためです。
Apple公式では、iPhoneのeSIMについてiPhone XS・iPhone XS Max・iPhone XR以降を対応機種として案内しています。ただし、国や地域による仕様の違いがあります。
最終的には、利用予定のeSIMサービスに掲載されている対応端末一覧と、スマホメーカーの公式情報を確認してください。
SIMロックの状態を確認する
スマホにSIMロックがかかっていると、契約中の携帯電話会社とは別のeSIMを利用できない場合があります。
Appleも、特定の通信事業者にロックされたiPhoneは、海外旅行中に別の通信事業者で利用できないと案内しています。
iPhoneの場合は、「設定」から「一般」→「情報」と進み、「SIMロック」の項目を確認できます。「SIMロックなし」と表示されていれば、SIMロックがかかっていない状態です。
Androidは端末や携帯電話会社によって確認方法が異なるため、契約しているキャリアや端末メーカーの案内を確認しましょう。
利用開始のタイミングを確認する
台湾eSIMを使う前に最も確認しておきたいのが、有効期間の開始タイミングです。
混同しやすい言葉を整理すると、次のようになります。
| 項目 | 意味 |
|---|---|
| 購入 | eSIMのプランを申し込む |
| インストール | eSIMの情報をスマホへ登録する |
| 回線をオン | 登録したeSIMをスマホ上で有効にする |
| データ回線に指定 | インターネット通信に使うSIMとして選ぶ |
| 利用開始 | プランの有効期間が始まる |
eSIMのインストールと、プランの利用開始は同じとは限りません。
たとえばUbigiでは、現在の公式FAQでSmartStartにより対象エリア到着時にプランが自動的に有効化され、有効期間が始まると案内しています。
一方、地球の歩き方eSIMでは、端末にダウンロードされアクティベートされた日から有効期間をカウントすると案内されています。
この違いがあるため、設定を始める前に利用条件を確認することが大切です。
日本で台湾eSIMを購入・準備する

台湾で使うeSIMは、購入や必要なアプリのダウンロードなどを日本で済ませておくと、到着後の作業を減らせます。
ただし、eSIM本体のインストールまで日本で行うかどうかは、利用するサービスによって判断してください。
台湾向けeSIMを購入する
台湾向けeSIMを選ぶときは、料金だけではなく次の項目を確認します。
- 台湾が利用対象エリアに含まれているか
- 旅行日程に合う有効期間か
- 必要なデータ容量があるか
- 利用開始の条件は何か
- 自分のスマホに対応しているか
設定方法もサービスによって異なります。
Sailyはアプリを利用した設定が中心です。World eSIMはアプリのほか、購入後に案内されるQRコードを使った設定方法があります。地球の歩き方eSIMも、メールに届くQRコードを利用して端末へeSIMを追加する方式です。
つまり、eSIMだからといって設定方法がすべて同じわけではありません。購入後は、そのサービスから届いた案内を優先してください。
iPhoneにeSIMを追加する
iPhoneでは、通信事業者やeSIMサービスから提供されたQRコードを使ってeSIMを設定できます。
Apple公式では、iPhoneの設定後にQRコードでeSIMを追加する場合、カメラアプリでQRコードを読み取り、「モバイル通信プランが検出されました」と表示されたら案内に従って設定する方法を紹介しています。
さらに、iOS 17.4以降では、通信事業者からデフォルトのメールアプリまたはブラウザ経由でQRコードを受け取った場合、QRコードを長押しして「eSIMを追加」を選べます。
そのため、QRコードを同じiPhoneで受け取った場合でも、必ず別のスマホやパソコンに表示しなければならないわけではありません。
eSIMを追加するときに回線名を変更できる場合は、「台湾」「旅行用」など分かりやすい名称を付けておくと便利です。台湾到着後に日本のSIMと見分けやすくなります。
AndroidにeSIMを追加する
Androidは、メーカーやOSのバージョンによってメニュー名が変わります。
Google Pixelの場合、Google公式では次の流れが案内されています。
- 「設定」を開く
- 「ネットワークとインターネット」を選ぶ
- 「SIM」を選ぶ
- 「SIMを追加」を選ぶ
- 「eSIMを設定」を選ぶ
- 画面の案内に従って設定する
参考:Google Pixel ヘルプ「新しいeSIMを設定する」
Galaxy、Xperia、AQUOSなどでは同じ表示にならない場合があります。Androidでは「Pixelならこの手順」と考え、ほかの機種ではメーカーやeSIM会社の案内を確認してください。
QRコードを同じスマホで受け取った場合
購入後のQRコードを、eSIMを設定したいスマホ自身で受け取ることがあります。
iPhoneでは前述したとおり、iOS 17.4以降なら対応するメールやブラウザ上のQRコードを長押しして追加できます。
また、eSIMサービスによっては次の方法が用意されています。
- 専用アプリから設定する
- インストール用リンクを利用する
- SM-DP+アドレスやアクティベーションコードを手動入力する
QRコードをカメラで読み取れないだけで「このスマホでは設定できない」と判断せず、購入したサービスの公式手順を確認しましょう。
台湾に着いたらeSIMへ回線を切り替える

台湾に到着したら、インストール済みの旅行用eSIMを使える状態にします。
すでにeSIMをインストールしてある場合は、主に次の3点を確認します。
- 台湾eSIMの回線をオンにする
- モバイルデータ通信を台湾eSIMへ切り替える
- サービスから指定されている場合は台湾eSIM側のデータローミングをオンにする
台湾到着後は「eSIMを追加する作業」と「どの回線で通信するかを選ぶ作業」を分けて考えると分かりやすいです。
旅行用eSIMの回線をオンにする
まず、スマホに登録した台湾eSIMが有効になっているか確認します。
iPhoneの場合は「設定」→「モバイル通信」と進み、旅行用eSIMを選択します。表示されている回線名を見て、日本のSIMと間違えないようにしましょう。
World eSIMのiOS向け公式手順でも、追加したeSIMを選択し、「この回線をオンにする」を有効にするよう案内しています。
参考:World eSIM「iOS・QRコードを使った設定」
モバイルデータ通信を台湾eSIMへ変更する
続いて、インターネット通信で使用する回線を台湾eSIMへ変更します。
デュアルSIMに対応するスマホでは、日本のSIMと旅行用eSIMを端末内に残したまま、どちらをデータ通信に使うか選べます。
Apple公式でも、iPhoneでは「設定」→「モバイル通信」→「モバイルデータ通信」から、使用する回線を手動で選択できると案内しています。
台湾で地図、SNS、Web検索、翻訳アプリなどを利用する場合は、モバイルデータ通信先が台湾eSIMになっているか確認してください。
日本のSIMがデータ通信先になっていると、契約内容によっては日本の携帯電話会社の国際ローミングを利用する可能性があります。
台湾eSIM側のデータローミングをオンにする
旅行用eSIMでは、台湾の提携ネットワークへ接続するため、データローミングをオンにするよう指定されることがあります。
Sailyの台湾向け公式ページでは、目的地でSailyのeSIMを有効にし、ローミングをオンにするよう案内しています。World eSIMでも、iOS・Androidの設定手順で利用するeSIM側のローミングを有効にする案内があります。
「海外ではローミングを絶対にオフにする」と覚えていると、旅行用eSIMまでオフにしてしまう可能性があります。
どの回線を設定しているのか確認しながら操作しましょう。
日本のSIMと台湾eSIMはどう使い分ける?

デュアルSIMに対応しているスマホなら、旅行用eSIMをデータ通信に使いながら、日本のSIMを残しておける場合があります。
役割を分けて考えると設定しやすくなります。
| 用途 | 使用する回線の考え方 |
|---|---|
| Web・地図・SNS | 台湾eSIM |
| 台湾滞在中のデータ通信 | 台湾eSIM |
| 日本の電話番号 | 日本SIMを残して利用できる場合あり |
| 日本のSMS認証 | 日本SIMを残して利用できる場合あり |
台湾でのネット通信は台湾eSIMを使う
台湾旅行用eSIMを購入した場合は、Webや地図、SNSなどのデータ通信先を台湾eSIMへ設定するのが基本です。
対応端末なら、日本SIMを端末から抜いたり削除したりせずに、旅行用eSIMを追加して使えます。
ただし、同時に有効にできるSIMの組み合わせは端末によって異なります。デュアルSIMに対応しているか、利用前に確認してください。
日本の電話番号・SMSを残す場合の注意点
日本のSIMを有効にしておくと、対応端末や契約内容によっては日本の電話番号を残したまま台湾eSIMをデータ通信に利用できます。
SMS認証を受ける必要がある場合にも便利ですが、海外での通話やSMS、ローミング料金は日本で契約している携帯電話会社によって異なります。
Appleも、旅行用eSIMと普段の回線の両方を有効にする場合、普段の回線側でローミング料金が発生する可能性があると案内しています。
日本SIMを残す場合でも、モバイルデータ通信先が台湾eSIMになっているか確認しましょう。
台湾eSIMの利用開始タイミングはサービスごとに違う

台湾eSIMで特に注意したいのが、利用日数のカウントがいつ始まるかです。
たとえば3日間や5日間など有効期間が決まっている商品では、早く有効化しすぎると旅行中に有効期間が終わる可能性があります。
一方、旅行先へ到着するまで利用期間が始まらないサービスなら、出発前にインストールして準備しておけます。
Sailyの場合
Sailyの台湾向け公式ページでは、データプランは目的地に到着すると自動的に有効化されると案内されています。
また、Saily公式の2026年6月3日付の解説では、eSIMは旅行前にインストールでき、出発前に設定を済ませる方法を案内しています。
そのため、Sailyでは出発前にeSIMをインストールしておき、台湾で利用する準備を進めやすい仕組みです。
ただし、実際に購入したプランの表示やアプリ内の案内がある場合は、そちらを優先してください。
Ubigiの場合
Ubigiの現在の公式FAQでは、「SmartStart」によりデータプランがカバーエリアへ到着したときに自動的に有効化され、有効期間が始まると案内されています。
台湾へ行く前に購入して準備しておき、現地到着後にUbigi回線をオンにする使い方ができます。
なお、Ubigi公式では、購入から6か月以内に有効化されなかったデータプランは失効すると案内しています。
購入後に長期間使わず保管する場合は注意してください。
参考:Ubigi「旅行用のeSIMはいつアクティベートすればよいですか?」
World eSIMの場合
World eSIMでは、公式設定ページで、eSIMが利用国の対応ネットワークへ接続された時点でアクティベートされると案内しています。
利用国以外でインストールすると、「アクティベート中」や「アクティベートできません」と表示される場合がありますが、公式ページではeSIMの追加自体が完了しているケースについて説明されています。
そのため、World eSIMでは、利用条件を確認したうえで出発前にインストールを進めやすい仕組みです。
参考:World eSIM「iOS・QRコードを使った設定」
地球の歩き方eSIMの場合
地球の歩き方eSIMは、SailyやUbigiとはインストール時期の考え方が異なるため注意が必要です。
公式FAQでは、eSIMの有効期間は端末へダウンロードされ、アクティベートされた日からカウントされると案内されています。
さらに、まだ目的地へ到着していない場合については、渡航直前にインストールするか、到着後にQRコードをスキャンしてインストールするよう案内しています。
購入した商品の利用開始条件を必ず確認する
主なサービスの考え方を整理すると、次のようになります。
| サービス例 | 利用開始の考え方 | 設定時の注意 |
|---|---|---|
| Saily | 台湾向けプランは目的地到着時に自動有効化と案内 | 出発前のインストールが可能。購入プランの表示も確認 |
| Ubigi | SmartStartでカバーエリア到着時に有効化 | 購入後6か月以内の有効化が必要 |
| World eSIM | 利用国の対応ネットワーク接続時にアクティベート | 購入したeSIMの利用期間・条件を確認 |
| 地球の歩き方eSIM | ダウンロード・アクティベート日から有効期間をカウント | 渡航直前または到着後のインストール案内あり |
「台湾eSIMなら全部、日本で早めにインストールして大丈夫」と考えないことが重要です。
同じサービスでも商品内容が変更される可能性があるため、購入画面、確認メール、アプリ内の案内を最終的な判断材料にしてください。
台湾eSIMがつながらないときの対処法
台湾へ到着したのにeSIMがつながらなくても、すぐにeSIMプロファイルを削除しないでください。
まずは、次の順番で設定を確認します。
- 台湾eSIM自体がオンになっているか
- モバイルデータ通信先が台湾eSIMになっているか
- 台湾eSIM側のデータローミングが必要な商品ではオンになっているか
- APNやネットワーク選択が正しいか
- 通信を再接続して改善するか
eSIM回線とモバイルデータ設定を確認する
最初に、台湾eSIMが有効になっているか確認してください。
eSIMのインストールが完了していても、回線自体がオフになっていれば通信できません。
続いて、モバイルデータ通信先を確認します。日本SIMと台湾eSIMを両方入れている場合、日本SIMがデータ通信先のままになっていることがあります。
データローミングを確認する
利用している旅行用eSIMからデータローミングをオンにするよう指定されている場合は、台湾eSIM側の設定を開いて確認します。
World eSIMでは、iOSで「この回線をオンにする」と「データローミング」を有効にする手順を案内しています。Android向けの手順でも、「モバイルデータ」と「ローミング」を有効にする案内があります。
日本SIM側の設定と取り違えないようにしてください。
APN・ネットワーク選択を確認する
回線とデータローミングに問題がないのにつながらない場合は、APNや接続ネットワークを確認します。
APNとは、スマホがモバイルネットワークへ接続するために使う設定情報です。
自動で設定される商品もありますが、手動入力が必要になる場合もあります。
APNの値は自分で推測して入力せず、購入したeSIMのメールや公式設定ページに記載された内容を使ってください。
World eSIMの公式トラブルシューティングでも、ネットワーク選択とAPN設定の確認方法が案内されています。
再起動や機内モードのオン・オフを試す
設定に問題が見つからない場合は、通信の再接続を試します。
- 機内モードをオンにする
- 機内モードをオフにする
- 台湾eSIMへ接続できるか確認する
- 改善しなければスマホを再起動する
- それでもつながらなければeSIM会社の公式サポートを確認する
帰国後は日本のSIMへ戻す

日本へ帰国したら、台湾eSIMから日本のSIMへデータ通信を戻します。
難しい操作は必要ありませんが、帰国直後にモバイル通信ができない場合は、どのSIMが有効になっているか確認しましょう。
モバイルデータ通信を日本のSIMへ戻す
帰国後は、日本で普段使っている回線がオンになっているか確認し、モバイルデータ通信先を日本SIMへ戻します。
iOS 26では、旅行用eSIMを使っている状態で帰国すると、旅行用eSIMが自動的にオフになり、自国のSIMがオンになる機能をAppleが案内しています。
ただし、Appleはこの機能について、国や地域によって動作が異なるとしています。
自動で戻ったように見える場合でも、普段使っている回線がオンになっているか確認しておくと安心です。
参考:Apple「海外旅行中にiPhoneでeSIMを使う」
台湾eSIMはすぐ削除しなくてもよい
帰国したからといって、その場ですぐに台湾eSIMを削除する必要はありません。
まずは旅行用eSIMの回線をオフにし、日本のSIMで正常に通信できることを確認してください。
その後、利用したサービスの再利用・追加購入・再インストール条件を確認したうえで、不要なら削除します。
台湾eSIMの使い方でよくある質問

台湾eSIMを日本で設定しても大丈夫ですか?
サービスによって異なります。
Sailyは旅行前のインストールが可能と案内しており、UbigiはSmartStartによりカバーエリア到着時、World eSIMは利用国の対応ネットワークへ接続した時点で有効化される仕組みを案内しています。
一方、地球の歩き方eSIMは、ダウンロード・アクティベート日から有効期間が始まるため、公式FAQでは渡航直前または到着後のインストールを案内しています。
利用するサービスの名前だけで判断せず、購入したプランの開始条件を確認してください。
台湾eSIMを使うと日本の電話番号は使えなくなりますか?
デュアルSIM対応スマートフォンであれば、台湾eSIMをデータ通信に使いながら、日本のSIMを残せる場合があります。
その場合、日本の電話番号やSMSを利用できることがあります。ただし、海外での音声通話・SMS・国際ローミング料金は契約している携帯電話会社によって異なります。
日本の電話番号を維持したい場合は、渡航前に契約キャリアの海外利用条件も確認してください。
データローミングをオンにすると高額請求されませんか?
台湾旅行用eSIM側でローミングをオンにすることと、日本SIM側で国際ローミングを利用することは別です。
SailyやWorld eSIMなど、旅行用eSIM側のデータローミングをオンにするよう案内しているサービスがあります。
注意が必要なのは、日本SIM側で海外データ通信を行う場合です。契約によって料金が異なるため、台湾でデータ通信を旅行用eSIMに任せる場合は、モバイルデータ通信先を確認してください。
台湾で現地eSIMを買う場合は本人確認が必要ですか?
台湾の通信会社から現地eSIMを直接契約する場合は、本人確認書類が必要になることがあります。
たとえば中華電信(Chunghwa Telecom)は、海外から台湾を訪れる個人が現地eSIMを申し込む場合について、店舗での手続きと2種類の身分証明書類を案内しています。主な本人確認書類としてパスポートなどが挙げられています。
ただし、Saily、Ubigi、World eSIMなどの海外旅行向けeSIMと、台湾の通信会社から直接契約する現地eSIMは仕組みが異なります。
「台湾で使うeSIMはすべて実名認証が必要」と考えるのは正確ではありません。
参考:Chunghwa Telecom「eSIM set up procedure overview」
まとめ|台湾eSIMは利用開始条件を確認してから設定しよう

台湾eSIMは、購入から利用開始までの流れを分けて考えると設定しやすくなります。
- 購入前にeSIM対応端末・SIMロックを確認する
- 台湾向けeSIMを購入し、利用開始条件を確認する
- 出発前にインストールできる商品は安定したWi-Fi環境で準備する
- インストールで有効期間が始まる商品は設定時期に注意する
- 台湾到着後はモバイルデータ通信を台湾eSIMへ切り替える
- サービスの指定に応じて台湾eSIM側のデータローミングをオンにする
- つながらない場合は回線、ローミング、APN、ネットワークの順に確認する
- 帰国後は日本のSIMへデータ通信を戻す
特に大切なのは、「台湾eSIMなら出発の何日も前にインストールして大丈夫」と一律に考えないことです。
Saily、Ubigi、World eSIM、地球の歩き方eSIMだけを見ても、利用開始の仕組みには違いがあります。
購入したプランの公式案内を確認したうえで設定時期を決めれば、必要な利用日数を無駄にしにくく、台湾到着後の通信トラブルも避けやすくなります。

