台湾旅行でiPhoneを使うなら、eSIMを利用すると物理SIMカードを差し替えずにインターネットへ接続できます。
Appleの案内では、基本的にiPhone XS・iPhone XS Max・iPhone XR以降がeSIMに対応しています。ただし、海外向けモデルでは仕様が異なる場合があるため、購入前の確認は必要です。Apple公式:iPhoneでeSIMを設定する
日本にいる間に台湾eSIMを購入してiPhoneへ追加し、台湾到着後にモバイルデータ通信を旅行用eSIMへ切り替えるのが基本的な流れです。
特に初めて使う場合は、「日本の回線はオフにするのか」「データローミングはどちらでオンにするのか」が分かりにくいところです。
この記事では、対応機種の確認、日本での設定、台湾到着後の回線切り替え、eSIMの選び方、つながらない場合の対処、帰国後の設定まで順番に解説します。
台湾eSIMはiPhoneで使える?まず対応状況を確認
台湾eSIMは多くのiPhoneで利用できます。ただし、購入後に「自分の端末では使えなかった」とならないよう、先に対応状況を確認しておきましょう。
主にチェックするのは、以下の3点です。
- iPhoneがeSIMに対応しているか
- SIMロックがかかっていないか
- eSIMを追加できる状態になっているか
eSIMに対応しているiPhoneの目安
AppleがeSIM利用の条件として案内しているのは、iPhone XS・iPhone XS Max・iPhone XR以降です。日本で一般的に販売されている比較的新しいiPhoneであれば、台湾旅行用eSIMを利用できる機種が多くなっています。Apple公式:海外旅行中にiPhoneでeSIMを使う
一方、海外で購入した端末には注意が必要です。たとえば中国本土向けiPhoneはeSIM対応状況が日本向けモデルと異なります。香港・マカオでも一部モデルはSIM構成が異なるため、海外購入端末の場合はモデルごとに確認してください。
SIMロックがかかっていないか確認する
eSIM対応iPhoneでも、通信事業者のSIMロックが残っていると、別会社の旅行用eSIMを利用できない場合があります。
iPhoneでは次の手順で確認できます。
- 「設定」を開く
- 「一般」をタップする
- 「情報」をタップする
- 「SIMロック」の項目を確認する
「SIMロックなし」と表示されていれば、SIMロックはかかっていません。 Apple公式:iPhoneのSIMロックを確認する方法
特に以前キャリアから購入したiPhoneを長く使っている場合は、台湾eSIMを購入する前に確認しておきましょう。
iPhone上でeSIMを追加できるか確認する
設定画面から確認する方法もあります。
「設定」→「モバイル通信」と進み、「eSIMを追加」または「モバイル通信を設定」といった項目が表示されるか確認してください。
AppleはeSIMのトラブル確認に使う端末情報としてEIDも案内しています。EIDは「設定」→「一般」→「情報」から確認できます。Apple公式:iPhoneでeSIMを設定できない場合
| 確認項目 | 確認する内容 |
|---|---|
| 対応機種 | 基本的にiPhone XS・XS Max・XR以降 |
| SIMロック | 「SIMロックなし」になっているか |
| eSIM設定 | 「eSIMを追加」などの項目が表示されるか |
| 海外モデル | 販売国による仕様の違いがないか |
iPhoneで台湾eSIMを使う流れ
台湾eSIMの設定は、「購入前→日本出発前→台湾到着後→帰国後」の順番で考えると分かりやすくなります。
購入前に確認すること
最初にiPhoneの対応状況を確認します。そのうえで、旅行条件に合ったeSIMを選びます。
- iPhoneがeSIM対応か
- SIMロックなしになっているか
- 台湾に何日滞在するか
- 必要なデータ容量はどのくらいか
- 台湾の電話番号が必要か
- 実名認証などの手続きがあるか
日本にいる間にすること
台湾へ出発する前にeSIMを購入し、利用するサービスの案内に従ってiPhoneへ追加します。
eSIMの追加方法はサービスによって異なり、主にQRコード、専用アプリ、設定用リンクなどがあります。Appleも複数の設定方法を案内しています。Apple公式:eSIMの設定方法
ただし、eSIMをインストールするだけで利用期間が始まる商品もあれば、現地回線への接続時に開始する商品もあります。利用開始タイミングは必ず購入したプランの条件を確認してください。
台湾に着いてからすること
台湾到着後は、主に次の設定を行います。
- 台湾eSIMの回線をオンにする
- 「モバイルデータ通信」を台湾eSIMへ切り替える
- 購入したサービスで必要なら台湾eSIM側のデータローミングをオンにする
iOS 26では、旅行用eSIMを事前に用意している場合、旅行先へ到着したときに旅行用eSIMをオンにする案内が表示されることがあります。Apple公式:旅行用eSIMの使い方
帰国後にすること
日本へ帰ったら、モバイルデータ通信に使う回線を普段の日本回線へ戻します。
iOS 26では、旅行用eSIMを使った状態で帰国すると、旅行用eSIMが自動的にオフになり、自国のSIMがオンになる場合があります。ただし、Appleは国や地域によって動作が異なるとしています。
自動で切り替わったと思い込まず、帰国後に一度「モバイル通信」の設定を確認しておきましょう。
日本出発前にiPhoneへ台湾eSIMを設定する方法
日本国内で設定できる商品であれば、出発前にiPhoneへeSIMを追加しておくと現地での作業を減らせます。
ただし、設定可能な時期や利用開始条件はサービスごとに違います。商品ページや購入後の案内を確認してから設定してください。
QRコードからeSIMを追加する
QRコード方式の場合、購入後にメールなどで設定用QRコードが届きます。
別の画面にQRコードを表示できる場合は、iPhoneのカメラで読み取ります。「モバイル通信プランが検出されました」と表示されたら、画面の案内に沿って進めます。
また、iOS 17.4以降では、同じiPhoneのメールやブラウザに表示されたeSIM用QRコードを長押しして「eSIMを追加」を選ぶこともできます。 Apple公式:QRコードを使ってeSIMを設定する
そのため、「QRコードを読み取るための別のスマホがない」という場合でも設定しやすくなっています。
回線名を「台湾」などに変更しておく
日本の回線と台湾eSIMを両方登録すると、設定画面に複数の回線が表示されます。
どちらが台湾用か分かりやすいように、「台湾」「旅行」などの名前を付けておくと設定ミスを減らせます。
Appleも、デュアルSIM利用時に各プランへ任意のラベルを設定できると案内しています。Apple公式:eSIMでデュアルSIMを活用する
- 日本のSIM:主回線
- 台湾eSIM:台湾
のようにしておけば、台湾到着後にデータ通信回線を選ぶときにも見分けやすくなります。
iOS 26では旅行用eSIMの案内が表示される場合がある
iOS 26では、旅行用eSIM向けの設定案内が追加されています。
旅行先に到着して「旅行用のeSIMをオンにする」と表示された場合は、「旅行用eSIMのみ」または「旅行用eSIMと現在のeSIM」を選べます。両方を有効にすると、旅行用eSIMがデータ通信に使われる仕組みです。Apple公式:海外旅行中にiPhoneでeSIMを使う
台湾到着後にiPhoneで行う設定
台湾到着後に最も重要なのは、モバイルデータ通信に使う回線を台湾eSIMへ設定することです。
日本回線と台湾eSIMを両方登録している場合は、どちらで通信しているのかを確認しましょう。
モバイルデータ通信を台湾eSIMへ切り替える
基本的には次の順番で設定します。
- 「設定」を開く
- 「モバイル通信」をタップする
- 「モバイルデータ通信」をタップする
- 台湾旅行用に追加した回線を選ぶ
Appleも旅行用eSIMを使用する際、データ通信に使う回線を手動で選択できると案内しています。Apple公式:海外旅行中の回線選択
eSIMをインストールしただけで必ず台湾回線へ切り替わるとは限らないため、ネットにつながらないときは最初にここを確認してください。
台湾eSIM側のデータローミングを確認する
旅行用eSIMの中には、台湾で利用するためにデータローミングをオンにする必要があるサービスがあります。
たとえばSailyは、台湾到着後にeSIMをオンにし、データローミングを有効にすることで自動的にプランが有効化されると案内しています。Saily公式:台湾eSIM
台湾eSIM側のデータローミングについては、購入したサービスの設定案内に従ってください。
日本回線側のデータローミングは基本オフ
普段使っている日本回線で意図しない海外データ通信を避けたい場合は、日本回線側のデータローミングをオフにしておくと分かりやすいです。
iPhoneではデュアルSIMの各回線ごとに設定を確認できます。
| 設定 | 日本回線 | 台湾eSIM |
|---|---|---|
| 回線 | 電話・SMSが必要なら条件を確認してオン | オン |
| モバイルデータ通信 | 基本的に使用しない | 使用する |
| データローミング | 基本オフ | eSIM会社の案内に従う |
なお、日本回線での通話やSMS、海外ローミング料金は契約している通信会社によって異なります。日本の電話番号を台湾でも有効にする場合は、自分の契約内容を確認してください。
iPhoneで使う台湾eSIMの選び方
iPhone用だからといって特別な台湾eSIMが必要なわけではありません。
端末の対応を確認したうえで、旅行日数・データ容量・通信条件・設定方法・実名認証・電話番号などを比べて選びます。
旅行日数とデータ容量で選ぶ
最初に台湾へ何日滞在するかを確認しましょう。
地図検索やLINEが中心なら小容量プランでも足りる可能性がありますが、SNSへ写真・動画を頻繁に投稿したり、YouTubeなどの動画を見たりする場合はデータ量が増えます。
料金体系もサービスによって異なります。
2026年8月18日にSaily公式で確認できる台湾向けプランは、1GB・7日がUS$3.99、10GB・30日がUS$19.99、20GB・30日がUS$30.99です。無制限プランは5日US$21.99から用意されています。Saily公式:台湾eSIM料金
Ubigiでは、同日時点で台湾10GB・30日プランが2,300円です。Ubigi公式:台湾10GB・30日プラン
無制限は速度制限条件まで確認する
データ残量を気にしたくない人には無制限プランが便利ですが、「無制限」という表示だけで選ばないようにしましょう。
たとえばSailyの台湾向け無制限プランは、1日5GBまで高速4G・5G通信を利用でき、5GBを超えるとその日の残り時間は1Mbpsになる条件です。Saily公式:無制限プランの条件
無制限プランを比較するときは、次の項目まで確認すると判断しやすくなります。
- 高速通信を何GBまで使えるか
- 上限到達後の速度
- 通信量がいつリセットされるか
- テザリングに制限がないか
台湾で接続する回線を確認する
台湾ではChunghwa Telecom、Taiwan Mobile、Far EasToneなどの通信事業者があります。
Sailyは台湾でChunghwa Telecom、Taiwan Mobile、Far EasToneの3社への接続を案内しています。Saily公式:台湾で利用するネットワーク
Ubigiの台湾10GB・30日プランでは、FETとTaiwan Mobileが利用ネットワークとして掲載されています。Ubigi公式:台湾の対応ネットワーク
ただし、接続回線だけで通信速度を断定することはできません。場所や混雑状況、利用する端末などによって通信環境は変わります。
実名認証の有無を確認する
台湾eSIMでは、実名認証の扱いがサービスによって異なります。
たとえばtrifaは、台湾向けeSIMを利用する場合にパスポートを使った実名認証が必要と案内しています。trifa公式:台湾eSIMの実名認証
その一方で、Sailyは台湾向けeSIMについて、パスポート情報の登録は不要と公式ページで案内しています。Saily公式:台湾eSIMのFAQ
電話番号が必要か確認する
旅行用eSIMには、データ通信専用の商品が多くあります。
データ通信専用でも、LINE、Googleマップ、Instagram、Web検索などインターネットを利用するサービスは使えます。
一方、台湾の現地電話番号で通常の電話をしたい場合や、台湾番号でSMSを受信したい場合は、電話番号付きの商品を選ぶ必要があります。
World eSIMでは、多くの商品はデータ通信専用ですが、「電話番号付き」と記載された台湾向けプランも提供しています。対象プランでは現地電話番号による通話やSMS受信が可能です。World eSIM公式:台湾eSIM
iPhone向け台湾eSIMの候補
台湾eSIMは価格だけで決めるのではなく、自分が重視する条件から選ぶと判断しやすくなります。
ここでは、iPhoneで利用する際の特徴が分かりやすい5サービスを比較します。
| サービス | 向いている人 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| Saily | 容量や無制限を選び分けたい人 | 小容量~無制限、台湾3社のネットワークに対応 |
| Ubigi | 旅行前に準備を済ませたい人 | Smartstart対応、台湾10GB・30日など |
| trifa | 日本語アプリで進めたい人 | 台湾向けプランあり、実名認証が必要 |
| World eSIM | 電話番号付きも検討したい人 | 容量制・無制限・電話番号付きプランあり |
| 地球の歩き方eSIM | QRコードで設定したい人 | メールでQRコードを受け取る方式 |
Saily|容量別プランと複数回線を重視する人向け
Sailyは、使うデータ量に合わせてプランを選びたい人の候補です。
2026年8月18日時点では、1GB・7日US$3.99から容量別プランが用意されており、10GB・30日US$19.99、20GB・30日US$30.99などがあります。無制限プランも選択できます。Saily公式:台湾eSIM
台湾ではChunghwa Telecom、Taiwan Mobile、Far EasToneのネットワークに対応しています。台湾到着後は、SailyのeSIMとデータローミングをオンにしておけば自動有効化される仕組みです。
一方、無制限プランには1日あたりの高速通信量に条件があります。動画などを多く使う場合は、制限後の速度まで確認してください。
また、Sailyは台湾向けeSIMについてパスポート登録不要と案内しています。
Ubigi|事前設定を済ませて現地で使い始めたい人向け
Ubigiは、旅行前にeSIMを準備しておきたい人の候補です。
2026年8月18日に確認した台湾10GB・30日プランは2,300円です。ロック解除済みのeSIM対応端末にインストールでき、Smartstartによって到着地に着いた時点からデータプランのアクティベーションが始まると案内されています。Ubigi公式:台湾10GB・30日
台湾10GBプランではFETとTaiwan Mobileを利用でき、データ共有にも対応しています。
ただし、短い旅行でデータをあまり使わない人には10GBが多すぎる場合もあります。容量と料金を比べて選びましょう。
trifa|日本語で設定を進めたい人向け
trifaは、日本発の海外eSIMサービスで、アプリから台湾向けプランを購入できます。
日本語で購入や設定を進めたい人には候補になりますが、台湾向けeSIMでは実名認証が必要です。購入後にアプリからパスポートを使った手続きを行う流れが案内されています。trifa公式:台湾での実名認証方法
手続きがあるため、台湾へ到着してから初めて確認するのではなく、出発前に必要な作業を済ませておくとよいでしょう。
World eSIM|電話番号付きも候補にしたい人向け
World eSIMは、データ通信だけでなく台湾の電話番号も必要な人に選択肢があります。
台湾向けには無制限プラン、期間容量プラン、電話番号付きプランが用意されています。「電話番号付き」と明記された商品では、現地電話番号による通話やSMS受信が可能です。World eSIM公式:台湾eSIM
また、アプリまたは購入後にメールで届くQRコードから設定できます。
World eSIMでは、日本国内の電話サポートに加え、WEBやLINEを含む24時間365日の日本語サポートを案内しています。台湾滞在中はWEBやLINEから問い合わせる形になります。
地球の歩き方eSIM|QRコード方式でシンプルに設定したい人向け
地球の歩き方eSIMは、購入後にメールでeSIMを受け取る方式です。
2026年8月18日時点では、台湾向けeSIMがUS$3.90から掲載されています。購入後、メールで送られてくるQRコードを読み取り、iPhoneへインストールします。地球の歩き方eSIM公式
QRコードを使った設定方法が分かりやすい人には候補になります。
なお、表示されている「US$3.90から」は開始価格です。容量や利用日数などの条件を確認してから購入してください。
台湾eSIMがiPhoneでつながらないときの対処法
台湾に着いてもインターネットへ接続できない場合は、eSIMを削除する前に設定を順番に確認してください。
台湾eSIMの回線がオンになっているか確認する
まず「設定」→「モバイル通信」から台湾eSIMを開き、対象回線がオンになっているか確認します。
インストール済みでも、回線自体がオフになっていれば通信できません。
モバイルデータ通信の回線を確認する
続いて「設定」→「モバイル通信」→「モバイルデータ通信」と進み、台湾eSIMが選ばれているか確認します。
日本回線がデータ通信に指定されたままになっていないかを見てください。Apple公式:旅行用eSIMのデータ回線設定
データローミングを確認する
利用する旅行用eSIMがデータローミングを必要とする場合は、台湾eSIM側でオンにします。
「海外だからローミングは全部オフ」と考えると、旅行用eSIMまでつながらなくなる場合があります。利用するサービスの設定手順を確認してください。
機内モードの切り替えと再起動を試す
設定に問題が見当たらない場合は、機内モードを一度オンにしてからオフにします。
Appleも、eSIMを設定できない場合の対処として機内モードのオン・オフ、対象回線のオン・オフ、iPhoneの再起動を案内しています。Apple公式:iPhoneでeSIMを設定できない場合
eSIMをすぐ削除しない
Appleは、通信事業者から直接指示されない限り、トラブル解決のためにeSIMを消去することは避けるよう案内しています。
削除すると、通信事業者へ問い合わせて新しいeSIMを入手しなければならなくなる場合があります。Apple公式:eSIMを消去する方法と注意点
つながらない場合は、次の順番で確認しましょう。
- 台湾eSIMの回線がオンになっているか
- モバイルデータ通信が台湾eSIMになっているか
- 必要なデータローミングがオンになっているか
- 機内モードをオン・オフしたか
- 台湾eSIMの回線を一度オフ・オンしたか
- iPhoneを再起動したか
- eSIM会社の設定手順に間違いがないか
それでも解決しない場合は、eSIMを削除する前に利用サービスのサポートへ問い合わせましょう。
日本の電話番号やSMSは台湾でも使える?
台湾eSIMを追加しても、日本の電話番号がiPhoneから消えるわけではありません。
対応するiPhoneなら、日本回線と台湾旅行用回線を同じ端末に登録して使えます。
日本SIMを残したまま台湾eSIMで通信できる
対応モデルでは2つのeSIMを同時に有効にできます。また、iPhoneには8つ以上のeSIMを保存できます。Apple公式:海外旅行中にiPhoneでeSIMを使う
iPhone 13以降では、物理SIMとeSIMの組み合わせだけでなく、2つのeSIMによるデュアルSIMにも対応しています。Apple公式:デュアルSIMについて
そのため、たとえば次のような使い分けが可能です。
| 用途 | 使用する回線 |
|---|---|
| Googleマップ・LINE・Web検索 | 台湾eSIM |
| 日本の電話番号 | 日本回線 |
SMSを受けたい場合は日本回線の料金条件を確認する
クレジットカードやWebサービスの本人確認などで、日本の電話番号宛てにSMSが届くことがあります。
そのため、日本回線を台湾でも有効にしておく人もいるでしょう。
ただし、Appleは旅行用eSIMと普段の回線を両方オンにしている場合、普段使っている回線側でローミング料金が発生する可能性があると案内しています。Apple公式:旅行用eSIMと主回線の併用
通話やSMSを利用する予定がある場合は、契約している日本の通信会社の海外料金も確認してください。
帰国後にiPhoneを元の設定へ戻す方法
台湾旅行から日本へ戻ったら、データ通信に使う回線を日本回線へ戻します。
日本回線をモバイルデータ通信へ戻す
「設定」→「モバイル通信」→「モバイルデータ通信」と進み、普段利用している日本回線を選択します。
Wi-Fiをオフにした状態でWebページなどを開き、日本のモバイル通信へ問題なく接続できるか確認すると分かりやすいです。
台湾eSIMをオフにする
旅行が終了したら、台湾eSIMの回線はオフにできます。
iOS 26では、旅行用eSIMを利用した状態で帰国すると、旅行用eSIMが自動でオフになり、自国のSIMがオンになる場合があります。ただし、この動作は国や地域によって異なります。Apple公式:海外旅行から帰国した場合
台湾eSIMをiPhoneで使う際の注意点
台湾eSIMは便利ですが、購入前と利用中にいくつか確認しておきたいポイントがあります。
SIMロックを確認せず購入しない
最初に「設定」→「一般」→「情報」でSIMロックを確認してください。
「SIMロックなし」と表示されているか確認してから旅行用eSIMを購入すると、端末側の問題を避けやすくなります。Apple公式:SIMロックの確認
「無制限」は速度制限条件を確認する
無制限プランでも、高速通信を使える容量が決められている場合があります。
Sailyのように1日あたりの高速データ量を超えると速度が制限される商品もあるため、無制限という名称だけで判断しないようにしましょう。
実名認証はサービスごとに確認する
実名認証の条件はサービスごとに確認してください。
今回確認した範囲でも、trifaは台湾向けeSIMで実名認証が必要と案内する一方、Sailyはパスポート登録不要と案内しています。
台湾用というだけで一律に判断せず、自分が購入するeSIMの公式案内を確認することが大切です。
トラブル時にeSIMをむやみに削除しない
通信できない場合は、回線、モバイルデータ通信、データローミング、機内モード、再起動の順番で確認してください。
eSIMの削除は、利用しているeSIM会社や通信事業者から指示された場合に行うのが安全です。
台湾eSIMをiPhoneで使うなら出発前の確認と設定が重要
台湾eSIMは、基本的にiPhone XS・iPhone XS Max・iPhone XR以降のeSIM対応モデルで利用できます。ただし、海外購入モデルでは仕様が異なる場合があるため、端末ごとの確認が必要です。
台湾旅行前から帰国後までの流れをまとめると、次のようになります。
- iPhoneがeSIM対応か確認する
- 「SIMロックなし」になっているか確認する
- 旅行日数や必要容量に合う台湾eSIMを選ぶ
- 可能であれば日本でeSIMを追加しておく
- 台湾到着後にモバイルデータ通信を台湾eSIMへ変更する
- 必要なサービスでは台湾eSIM側のデータローミングをオンにする
- 帰国後は日本回線をモバイルデータ通信へ戻す
料金だけを見るのではなく、データ容量、利用日数、無制限プランの制限、実名認証、電話番号の有無、設定方法まで確認して選びましょう。
iPhoneで台湾eSIMを使うときは、eSIMを購入すること以上に「日本回線と台湾eSIMを正しく使い分けること」が重要です。
出発前に端末とeSIMの条件を確認し、台湾到着後はモバイルデータ通信に使う回線を確かめてから利用を始めてください。

